DHLは、食品の加工処理機器及び紙容器の充填包装システムの世界的大手サプライヤーであるテトラパック社と、スウェーデンから発送されるテトラパック社の全てのエクスプレス貨物をDHLの環境に配慮したサービスである「GOGREEN」で輸送することで、協力関係を締結した。
DHLは、「GOGREEN」はカーボンニュートラルな輸送サービスで、顧客の貨物輸送時に排出される二酸化炭素量をDHLが算出し、同量の二酸化炭素を別の場所で相殺するもの。
相殺方法には新しい自動車技術の開発や、メタンガスやソーラーパネルといった代替エネルギーの利用などが挙げられ、排出量の算出には、DHLが特別に開発し、特許を取得したプログラムを利用しており、プログラムは外部の認証機関である、スイスに本社を置く世界最大級の検査および審査登録機関、SGS(Societe Generalede Surveillance)社によって毎年検証されている。
テトラパック社とDHLは、約30年にわたって輸送分野で密接にそして成功裏に協力しているが、二酸化炭素の排出は、新しい自動車技術や、新しい代替エネルギー、メタン抽出やソーラーパネルといった様々な環境対策プロジェクトによって削減することができる。
これらのプロジェクトを通じて排出を削減するための、二酸化炭素の算出に関する全てのプロセスは、認証と検証を行う会社として有名なスイスのSGSによって毎年チェックされる。