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DHLジャパン/CO2相殺輸送サービス、住商グローバル・ロジスティクスから受注

2009年09月02日/3PL・物流企業

DHLジャパンは9月2日、住商グローバル・ロジスティクスのロジスティクス・サービス本部から、カーボンニュートラルな輸送サービス「DHL GOGREEN」を受注したと発表した。

今回の「DHL GOGREEN」による輸送は日本で初めての案件となる。受注により、DHLは、住友商事のアフリカ、アジア、中東、中米などの現地オフィス・独立法人向けにカレンダーや手帳などを輸送した。輸送貨物は8月中にそれぞれの支店への発送を終えた。住商グローバル・ロジスティクスは、住友商事のカレンダーなどの輸送を手配している。

「DHL GOGREEN」は、貨物輸送時に排出される二酸化炭素量をDHLが算出し、同量の二酸化炭素を別の場所で相殺する、環境に配慮した輸送サービス。通常料金に加えて3%の追加割増料金を負担してもらい、料金増額分を自動車用代替燃料の開発や、ソーラーパネルや森林再生プロジェクトなどの認定を受けた炭素マネジメントプログラムに再投資。輸送過程で排出された二酸化炭素を相殺する。

プロジェクトは、説明責任と透明性を確保するために、外部の検査・審査登録機関、SGS(本社:スイス)社によって毎年検証される。DHLは、サービスを利用した顧客に対して、1年間の二酸化炭素相殺量を記載した証明書を発行している。

サービスは2007年1月にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで、同フォーラムのカーボンニュートラルへの取組みを支援するために初めて導入された。以降、ヨーロッパで開始し、昨年3月にはアジア太平洋地区での提供を開始した。

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