セントケア・ホールディング（株）は10月26日、子会社のメディスンショップ・ジャパン（株）が（株）エムエムネットと事業提携し、メディスンショップの調剤薬局店舗がエムエムネットの医薬品サプライチェーンマネジメントに参画すると発表した。
メディスンショップは、世界最大の調剤薬局フランチャイズチェーン米国Medicine Shoppe International Inc.の日本マスターフランチャイジーとして2004年5月に設立。直営店開設とともに薬剤師独立開業支援を通じたフランチャイズ展開を推進し、コミュニティー薬局チェーンの構築に取り組んでいる。
エムエムネットは（株）メディカルシステムネットワークと三井物産（株）の共同出資会社で、医薬品卸と調剤薬局･病医院との間のオンライン受発注など医薬品調達関連業務を行う「医薬品サプライチェーンマネジメント事業」と金融サービス事業を展開している。
メディスンショップはエムエムネットと提携し、各店舗の医薬品調達関連業務をエムエムネットに一括アウトソースして業務の効率化･合理化を図るとともに、調剤報酬債権証券化によるファイナンススキームや薬剤師教育プログラムなどの提供も得ることで、フランチャイズシステムの機能強化を図る。
