雪印乳業（株）は、平成20年3月期中間決算の経営成績で、チーズ事業の原材料コストや生産コストの上昇に対応するため調達、生産、物流のコスト構造改革にも取り組み、「基幹システムの刷新」は、平成19年10月より新しいシステムが稼動し、今後は迅速な意思決定や業務改革の推進、生産品質管理機能の強化、運用コストの削減などに寄与する見込みとしている。
なお、会社の対処すべき課題では、収益力の強化として、調達・生産・物流体制の再構築を掲げ、既存調達先との関係強化、調達先の多様化、抜本的な生産体制・生産ラインの見直し、物流体制の見直し、SCMの強化を図る。
