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ヤマエ久野/基幹システム活用、サプライチェーンの物流最適化進める

2007年11月21日/SCM・経営

ヤマエ久野(株)は、基幹系システム「PLISM」を全面活用し、商流・物流の分離、営業利益管理の強化への対応を行い、問屋機能の強化・充実を図る。中核の食品関連事業で、部門間の連携強化、ローコストオペレーションの一環として関連する事業所から順次統合を進める。

また、精度の高い需要予測に基づいたメーカーへの自動補充発注、得意先とのEDIに対応する高度な商流、物流システム、酒小売免許の実質自由化に伴う常温統合物流提案、得意先からメーカーまでをカバーするネットワークを活用した商談・情報共有システムなどの活用を進め、メーカーから小売までのサプライチェーン全体のコストダウンと最適化、企業利益の最大化を推進する。

加工食品業界では小売業・卸売業・製造業の再編成と寡占化、物流の専用センター化が加速しており、同社では得意先の売り場活性化のために、営業支援システムの構築を行い、提案力の強化と商品のデータベース構築を図っている。

また、マーチャンダイジングの推進による棚割・販促企画・カテゴリー別の商材開発、地場商品の掘り起こしなどに注力することで、リージョナル卸の役割として商材提案を強化。物流では店舗配送の専用センター化への対応や、酒類との統合物流、商品仕入の集約物流などを展開することで、ローコストオペレーションを通じた卸機能の強化を進める。

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