湖南省はこのほど、これまでで最大の公共保税倉庫・岳陽洪源公共保税倉庫を開業した。公共保税倉庫の完成により、岳陽市内や周辺部企業の輸出入貨物物流コストが軽減されるほか、各企業の資金・貨物の回転も便利になると見られる。さらに、税関や検査検疫など各部門が関連サービスを実施することで、企業輸出入貨物の通関プロセスの簡易化とスピード化が期待される。
「長沙晩報」報道によると、湖南省で唯一、長江を通じて海に繋がる港湾都市・岳陽市が公共保税倉庫を設立したことは、湖南経済の発展に有利に働くという。岳陽市は現在、日本、韓国、香港など国家・地区との直行航路を続々と開通している。
また、湖南第2の陸の港湾・岳陽公路口岸も近く開放され、香港・マカオに直結する「グリーンベルト」が開通する予定となっている。(新華社/日中経済通信)