A&Bロジスティクスは、オークモント・インダストリアル（Oakmont Industrial）グループが米ジョージア州サバンナで建設中の物流施設「サバンナ・ロジスティクス・センター」を買収する契約を交わした。延べ100万平方フィートの規模で、近年、成長が著しい米国東海岸での拠点を築くのが目的。
契約額は約5000万ドルで、資金は最近の不動産売却で得た資金を充てる。契約終了は、工事完了後の2008年第1四半期中を予定。
A&BのAllen Doane会長兼CEOは「今回契約は、当社がさらに顧客サービスを強化するための総合的な戦略の一つとなった。サバンナは米東海岸のカギとなる港として、行政支援を豊富に得ているほか、物流ハブとしての役割を増大させており、大きなポテンシャルを持っている。当社は多大な投資効果が期待できる」と話した。
サバンナは現在、米国で5番目、米東海岸で2番目のそれぞれコンテナ取扱量を誇る港に成長している。特に好調な対中国貿易により、ここ5年間のコンテナ取扱量の年間伸び率は平均15％となっており、ジョージア州港湾当局の試算によれば、2015年までには現在の2倍の400万TEUに達する見込みという。（翻訳）
