商品の発送元や物流情報を顧客に無料で提供する中国初の物流情報専門ウェブサイト「八挂来網」は鄭州で28日、中国移動（チャイナモバイル）および北京掌訊集団と戦略協力協議合意書を取り交わした。
同合意書によると、三方は今後、従来の資源を統合し、資本・人材・技術各方面での優位性を生かし、「八挂来網」の膨大な物流情報基本データベースおよび移動通信・インターネット新技術を利用して、集荷物流情報顧客端末システム、物流携帯電話WAPシステム、物流ショートメッセージシステム、位置定位サービスシステム、物流ポータルサイト、物流通信専門ネットワークを一体化した物流情報システムの構築を目指す。
「八挂来網」は車主や荷主に大量の求荷求車情報を無料で提供することで、貨物運送・物流情報におけるミスマッチ問題を効果的に解決している。同ネットは現在、日平均50万件以上の物流情報を発信しており、１日の最高発信情報量は160万件、サービスエリアとして全国31省・市・自治区をカバーしている。
北京掌訊集団の何曙波・董事長によると、三方は相互優位性を活用し、「八挂来網」を１年間で中国最大の無料物流総合情報無料交換プラットフォームとすることに尽力するという。（新華社／日中経済通信）
