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国交省/エコレールマークに4商品1社を追加認定

2007年12月10日/CSR

エコレールマーク運営・審査委員会は12月6日、新たに4商品1企業を認定した。これにより、エコレールマーク認定は17商品37企業となった。新たに認定されたのは、キリンビバレッジの「キリンレモン」「午後の紅茶」、アサヒ飲料の「十六茶」「三ツ矢サイダー」の4商品と、認定企業として新日本石油の1社。

国土交通省では、環境にやさしい鉄道貨物輸送を活用して、地球環境問題に積極的に取り組んでいる商品・企業であることを示すため、エコレールマークを制定し、商品、企業を対象に認定基準を設けている。

商品の場合、認定基準は「数量または、数量×距離の比率で30%以上の輸送に鉄道を利用していること」としており、企業の場合は「数量または、数量×距離の比率で15%以上の輸送に鉄道を利用していること」で、商品・企業ともに500㎞以上の陸上貨物輸送か全陸上貨物輸送が条件となっている。

新日本石油では、認定を受けて、「エコレールマーク」を2008年3月までに、根岸製油所、室蘭製油所、仙台製油所に配属のENEOSマークのタンク車全343両に「エコレールマーク」を貼付する。

同社では、石油業界の中で鉄道のタンク車輸送量シェアが約50%と高く、鉄道タンク車の大型化にも取組み、従来主力であった43トン積みから45トン積みのタンク車へ更新を進め、これにより輸送効率の向上ならびにエネルギー消費量の削減にもつながっているとしている。

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