国土交通省は、グリーン物流パートナーシップ推進事業を通じて地球温暖化対策に顕著な功績があった事業者に対し、政策統括官表彰を行う制度を創設。初の受賞者に「十勝産馬鈴薯の輸送をトラックから鉄道輸送へモーダルシフトする省エネ事業」を行った士幌町農協、日本貨物鉄道(JR貨物)、日本通運の3社を選んだ。
3社の受賞理由は「馬鈴薯の輸送に関して綿密な調査・実験に基づき、輸送品質の向上を図ることによりモーダルシフトの普及拡大に取り組み、環境負荷の小さい物流体系の構築に貢献した」
12月14日に行う「第6回グリーン物流パートナーシップ会議」で政策統括官が表彰状を授与する。同会議では国土交通大臣表彰のうち、物流分野での地球温暖化対策に顕著な功績を残した事業者への表彰、経済産業大臣表彰も行う。