LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

世界の3大海運グループ、アモイの埠頭建設に共同投資

2007年12月12日/国際

海運業世界ランキング上位3社のMAERSK SEALAND社、中遠集団、CMA -CGM グループの3社はこのほど、厦門(アモイ)海滄台商投資区の埠頭建設に投資する。これにより、数年の内に海滄港区の年間貨物取扱量と年間コンテナ取扱量はそれぞれ、1億トン、1000万標準箱に達することとなる。

海滄港区海の海岸線は全長26キロメートル、深水岸ラインは10数キロメートル続き、31万トン級以上の停泊ブースが建設される。国際コンテナブースや嵩嶼港区第一期など13万トン級以上の停泊ブースはすでに完成し、11万トン級以上の停泊ブースも建設中という。

仏CMA -CGM グループ、香港新創建集団、厦門海滄港区は今年11月、海滄港区18号・19号2つの10万トン級コンテナ停泊ブースに共同投資することで、戦略パートナーシップ協力合意書を取り交わしている。投資総額は約20億元、プロジェクトの開始時期は2009年上半期となる予定で、これら2停泊ブースのコンテナ年間取扱量は3年以内に120万標準箱に達することが見込まれている。

中遠太平洋有限公司の全額出資子会社・中遠埠頭(厦門海滄)公司と厦門海滄投資総公司は11月8日に合意書を取り交わし、海滄港区14~17号4つの10万トン級停泊ブースを投資建設・経営することになっている。同プロジェクトの投資総額は39億9100万元となる。また、MAERSK と厦門港務控股集団の共同投資開発による海滄嵩嶼埠頭第一期工事については、今年4月に運営がスタートしている。嵩嶼埠頭第一期工事で完成した3停泊ブースについては、投資総額は32億元で、年間取扱量は180万標準箱となる。(日中経済通信)

関連記事

国際に関する最新ニュース

最新ニュース