日立物流は12月12日、インドのデリーに新会社を設立し、同月下旬から本格的に営業を開始すると発表した。現地フォワーディング会社であるアスピンウォール社と提携し、海上・航空輸送を拡大するなど、フォワーディング事業の強化・拡大に努める。
国内での3PL事業のノウハウを活かし、日系の自動車・家電などのメーカーをターゲットに、企業の物流業務を一括受注するシステム物流(3PL)事業をグローバルに展開する。今後は、ムンバイ・ノイダ・チェンナイに物流センターを開設し、インドでの輸送網を整備していく計画。
■インド新会社概要
会社名:Hitachi Transport System India Private Limited(日立トランスポートシステム(インド))
代表者:町田哲哉社長
本社:インド・デリー
事業内容:3PL事業、倉庫運営、国内輸送、海上・航空輸出入、通関、重量品輸送
資本金:7000万インドルピー(約2億円)
設立日:11月12日
営業開始予定日:12月下旬