YKK APは2008年1月、中華人民共和国上海市に華東地域の中核会社として「YKKAP上海社」を設立する。
中国での規制緩和による外資系販売型会社の設立も認められたため、地域の中核会社が商品を販売する体制への変更をすすめていたもので、華北地域に「YKK AP大連社」を2007年1月に、華南地域に「YKKAP深セン社」を2007年7月に、それぞれ製販一体会社へ事業体制を変更した。
これに続き、華東地域には「YKK AP蘇州社」に加え、販売の中核会社として「YKK AP上海社」を2008年1月に設立するもの。
これにより中国建材事業の地域事業体制が確立し、地域に密着した市場対応の迅速化、事業会社と投資会社の分離による事業責任の明確化とコーポレートガバナンスの強化、中国建材内需事業の基盤充実をはかる。
YKK AP上海社概要
会社名：威可楷愛普（上海）門窓系統有限公司
設立：2008年1月（予定）
所在地：本社＝上海市、支店＝江蘇省蘇州市、江蘇省南京市、浙江省杭州市
社長：松本 昭弘（まつもと あきひろ）
資本金：100万USドル
出資：YKK中国投資社
従業員数：66名（2008年）
販売目標：3000万USドル／約35億円 （2010年度）
販売品目：樹脂窓・高断熱アルミ窓
