日立金属（株）は、中国・上海宝鋼集団（以下：宝鋼）と、熱延鋼板圧延用鋳造ロールの製造･販売を目的とした合弁会社「宝鋼日立金属（南通）有限公司」を設立することで合意した。
合弁会社の設立により生産量の拡大と納期の短縮を図ることが可能となり、需要が急拡大する中でも高品質・高性能な熱延鋼板圧延用ロールを、中国をはじめとするアジア地域に、これまで以上に安定して供給することが可能になる。
新会社概要（計画）
名称：宝鋼日立金属（南通）有限公司
事業内容：熱延鋼板圧延用鋳造ロールの製造・販売
所在地：中国江蘇省南通市南通経済技術開発区内
（上海市より揚子江上流100km程度）
代表者：董事長田中啓一（現事業役員海外事業企画センター長）、総経理西垣清志（現事業役員常務ロールカンパニープレジデント）
設立：2006年度上期（出荷開始2008年度上期）
資本金：5億2千万元（約75億円）出資比率：日立金属70％、宝鋼30％
面積：敷地面積：約13万㎡、建家面積：約4万㎡
従業員数：約300名（2010年度）
売上計画：60億円（2010年度）
