栗林商船は12月18日、完全子会社の栗林物流システムの財務リストラにめどがついたとして、過大と判断した資本金を適正化するため、減資すると発表した。
栗林物流システムは、財務体質改善のために栗林商船による増資支援を受け、有利子負債削減を始めとする財務リストラを進めてきた。会社業績が安定してきたことから、栗林商船では「資本金と資本準備金の額が過大」と判断し、資本構成を適正化する目的で、減資するもの。
これにより、資本金4億450万円を3億2000万円減少し、8450万円とする。資本準備金についても、1億5000万円を3044万4000円減少し、1億1955万6000円とする。