郵船航空サービスは12月18日、上海現地法人の上海郵申国際貨運が合肥に事務所を開設し、12月7日に営業を開始したと発表した。
合肥は安徽省の省都で、建機や自動車関連部品からバイオやITまで、幅広い産業が盛んな工業都市。上海から約400km、東西南北の交通の要に位置しており、複数の外資系企業の進出計画があるという。新空港や高速道路、新幹線といったインフラの整備が急速に進んでいる。
上海法人では、華東地域の主な空の窓口である上海と合肥をつなぐ定期トラックサービスを提供しており、輸送量は増加傾向にある。新事務所では、市場調査を進めるとともに、従来の顧客をはじめとした日系企業を中心に、営業を強化する。