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サッポロビール/コグノスのBIソリューションを活用

2008年01月11日/IT・機器

コグノスは1月10日、サッポロビールがコグノスのBIソリューション「Cognos8BI」をグループ全体規模で導入したと発表した。

サッポロビールでは、2005年から「Cognos8BI」を統合情報活用基盤として、経営・事業管理、財務管理、需給管理、マーケティング活動に活かし、経営者から一般社員まで幅広いユーザーの情報管理・検索・分析・レポーティングのニーズにスピーディに対応している。

サッポロビールでは、売上げやPOSデータなどから得られる分析データの共有化、BIレポート開発ニーズへの対応、BIシステムの
処理能力向上など、システム環境全体のパフォーマンス向上を必要としていたため、「Cognos8BI」を国内の全拠点で導入し、グループ全体の業績管理、CRM、SCM、予算管理などほぼ全社的に活用している。

「Cognos8BI」の導入により、データ検索や分析スピードが向上しただけでなく、分析データの共有を強化。また「Cognos8BI」のレポート・オーサリング機能を活用することで、増加するBIレポート開発ニーズへの対応を、従来に比べ約半分の期間に短縮することが可能となった。

サッポロビールでは、1996年からコグノスのデータ検索・レポーティングツール「Impromptu」を、2000年にOLAP(オンライン分析処理)ツール「CognosPowerPlay」、2004年に統合データ検索・レポーティングツール「CognosReportNet」を導入し、EUC(エンドユーザー・コンピューティング)の推進、各業務での「見える化」に向けたシステム整備に取り組んできた。

2005年にはBIツールの標準化による全社的な情報活用の推進、TCOの削減を図り、全社のBIデータを一元管理する統合情報活用基盤として「Cognos8BI」を採用、現在も順次活用範囲を拡大しているという。

サッポロビールでは今後、予算・戦略立案の迅速化を目指しコグノスのパフォーマンス・マネージメントソリューション「Cognos8Planning」の採用を検討している。

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