モルガン、河南省の幹線道路物流プロジェクトに投資

モルガン金融控股公司が投資する鄭州国家幹線道路物流港プロジェクトの調印式がこのほど、鄭州市で開かれた。河南省鄭州市政府が明らかにした。
モルガン金融控股公司はモルガン・スタンレー・インターナショナル基金とアジア開発銀行国際投資管理公司が共同で設立した投資機関で、主に物流プロジェクトへの投資を行っている。完備された物流システムの確立を目指し中国の港湾、空港、加工基地に投資しているほか、世界の有名物流企業と長期的な協力関係の樹立を目指す活動を行っている。
同社は今回、鄭州国家幹線道路物流港プロジェクトにおける物流インフラの建設に投資を行う。計画では、投資する倉庫や付属施設など一連の設備の建設面積は50万平方メートルに達するという。
完成後、世界の有名物流企業を誘致し、さらに条件が整い次第、米国証券取引所に上場する予定という。DHL、YRCなどの世界の有名物流企業がすでに鄭州市に視察に訪れ、初期的な協力協議を結んでいるという。（新華社／日中経済通信）