エコ配は9月29日、三井物産が中央三井信託銀行に信託した排出権1200トン分を購入、自社の配送車両が排出するCO2を相殺すると発表した。これにより同社の配送・集荷などの事業活動で排出されるCO2は実質排出量ゼロとなる。この1200トンは同社の保有する軽自動車156台、バイク36台、2トントラック3台、4トントラック3台分に相当する。
今回購入する排出権は、国連CDM理事会で発行されたもので、10月末に日本政府の管理口座に移動するもの。同社は今回、集荷地点から配送拠点まではトラックを使わざるを得ず、この部分でも実際のCO2排出量をゼロ化するため購入に踏み切ったという。
