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三菱マテリアル/超硬工具の製造・販売体制強化

2008年02月07日/SCM・経営

三菱マテリアルは、超硬工具事業の強化・拡大のため、総額約133億円を投じ、平成21年度内の達成を目処に主力製品である超硬切削工具インサート(刃先交換チップ)の製造能力を増強をはじめ、主原料であるタングステンの生産体制強化、顧客サービス体制の拡充など製造・販売体制を強化する。
超硬工具の主な取引先は、自動車等の成長産業が過半を占めているが、切削工具インサートは、過去5年間で年率二桁の成長を遂げ、今後もBRICsをはじめとする新興国向けを中心に堅調な成長が見込まれている。
このため、約100億円を投じて、インサートの主力製造拠点である筑波製作所(茨城県常総市)敷地内に新たに工場棟を建設し、生産能力を段階的に引き上げ、約40%増強(対平成18年度比)する。
さらに、新工場の生産ラインでは自動化・省人化を徹底しリードタイムを約60%短縮するほか、最先端の生産技術を導入するなど、製品の高品質化に取り組む。
また、平成21年度までに、全世界で営業要員を約30%増員(対平成18年度比)する一方で、約8億円を投じ、平成21年度内に加工技術のシンクタンク的機能を併せ持つ「加工技術センター」を国内に設置する。

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