セイノーHD／九州地区の輸送ネットワーク強化

セイノーホールディングスは2月13日、岩崎産業の子会社である千石西濃運輸の事業のうち、貨物自動車運送に関する事業の一部について、セイノーの子会社・昭和西濃運輸が譲受けることで、基本契約書を締結すると発表した。また、昭和西濃の商号を2月下旬に開く臨時株主総会で「九州西濃運輸」に変更することを決めた。
同グループでは、中核の輸送事業で九州地区の強化に向けた検討を重ねてきたが、昭和西濃が千石西濃から貨物自動車運送事業の一部を譲受け、九州地区のネットワークを統合することで、全国ネットワークでの均一な輸送サービス向上、経営資源の有効活用、効率化を高めることができると判断した。
貨物自動車運送事業の一部を千石西濃から譲受け、同事業に関連する事業用土地、建物は、岩崎産業の子会社であるいわさきコーポレーションと白露カンパニーから譲受ける。
譲受け価額は54億1500万円。