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物流大手の米AMB/沈陽市に東北物流分配センターを建設

2008年02月28日/物流施設

「遼寧日報」の報道によると、世界500強企業にランクインし、世界の流通業で第2位の米国AMBはこのほど、遼寧省沈陽市の沈北新区と正式に契約し、総額6800万ドルを投資して沈北新区に「AMB物流東北分配センター」を建設するという。
AMBは、世界をリードする物流不動産開発企業であるとともに世界最大の航空物流施設の投資・運営企業で、その業務範囲は北米をはじめ、欧州、アジアにまであまねく広がっており、主要な空港、港湾地区の配送センターの物流市場に特に注力してきている。
今回調印した「AMB物流東北分配センター」建設プロジェクトは、沈陽市沈北新区の沈北現代物流産業パークに位置し、総投資額は6800万ドル、占有面積は348ムー(約23ヘクタール)に及び、主要な建設物は倉庫や配送センターなど物流の基礎施設になる計画。
同物流センターは国際基準に基づき建設され、貨物を安全にかつ効果的に輸送することを保障する高速スプリンクラーシステムや高性能積み降ろし機などを配備する。
またこのプロジェクトはまもなく着工され、今年は6カ月の建設期間を費やし15万平方メートルを完成し、プロジェクト全体では3年以内の完成を予定しているという。
同プロジェクトの完成は、沈北現代物流産業パークの物流配送効率を今後さらに高め、同パークに進出した企業の物流チェーンの国際化を加速し、沈陽市の商業貿易物流業のさらなる発展を促進すると見られている。(新華社/日中経済通信)

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