ダイドードリンコ／配送高効率体制を時代に沿ったコスト構造に対応

ダイドードリンコは平成20年1月期決算の中長期的な会社の経営戦略で、時代にあったコスト構造への対応として、工場を持たないファブレス方式により、設備投資リスクの軽減を図るとともに、各拠点を中心とした配送効率の高い体制をとっている。
また、ルート効率向上のため「エリア再編」や「販社化政策」などにより、販売効率の高い体制の構築に努め、さらに、原油価格、原材料、人件費等の高騰や時代の趨勢によるオペレーション形態の変容に対し、常に時代に沿ったコスト構造への対応に注力するとしている。
加えて、製造子会社である大同薬品工業においては「ISO9001」の認証を取得し、大手製薬メーカーからのOEM生産に対応できる生産能力を有しし、今後は、そうしたOEM生産はもとより同社の顧客ニーズに応えた製品づくりを実施し、製造・販売をグループ内で自己完結できるような事業基盤の拡充を進めるという
販売子会社では、グループ経営戦略に基づきそれぞれ担当エリアに密着した機動的なオペレーション業務を推進し、より効率性の高い販売基盤を拡充する。