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台湾日通/新竹営業所を移転

2008年03月07日/物流施設

日本通運は3月6日、台湾現地法人「台湾日通国際物流股有限公司(台湾日通)」が3月1日付で、新竹営業所を新竹市科学工業園区に移転したと発表した。
新竹科学工業園区は、台湾のシリコンバレーとも呼ばれ、主要産業である半導体メーカーの一大集積地となっており、半導体ファウンドリー、液晶関連メーカー、コンピューター関連企業が多く、日系企業も多く進出している台湾内の主要園区。
台湾日通は、1995年に同園区近隣に「新竹事務所」を設置、その後新竹営業所と改称し、営業してきたが、「刻々と変化する半導体マーケットや顧客動向をいち早く捉える」ため、新竹科学工業園区内に移転したもの。
新事務所は輸出入共同保税ターミナル敷地内に設置。取扱貨物の状況を容易に把握でき、イレギュラーにも迅速に対応できるようになり、従来に比べ、作業品質も大幅に向上するとしている。国際物流に対応する保税倉庫機能を持ち、需要増加が見込まれるVMI(ベンダーマネイジドインベントリー)など、高度なロジスティクスサービスも、柔軟に提供できるようになったという。
今後は立地条件を活かし、ULDインタクトサービスなど、航空貨物輸送サービスレベルの向上、昨年の立欧社股有限公司の海運代理店事業の買収により、本格化した海運業務の積極的な展開を図る。

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