住友スリーエムは3月11日、サプライチェーンの実行系ソリューション「ハイジャンプ」について、ユニスリー・システムと連携して日本での市場開拓、販売、導入、サポートを実施すると発表した。
同社では、Webべ一スのサプライチェーンの実行系ソリューション「ハイジャンプ」ソフトウェアの事業を2006年4月より開始し、昨年5月にはマルチランゲージ対応可能なモジュールを市場導入している。
3M傘下でサプライチェーン実行系ソリューションのグローバルプロバイダーハイジャンプ社（米国）と、製造業向けのIT最新技術を駆使したソリューションとサプライチェーンのコンサルティングを提供するユニスリー・システムは、同社がハイジャンプのインターナショナルアソシエートの一社になることを合意したもの。
これにより、ユニスリー・システムは事業拡大を進めている住友スリーエムと協働し、日本の中堅企業向けに新製品も投入する。
対象産業は、変化が激しいロジスティクスへの柔軟な対応力とリエンジニアリング支援機能がハイジャンプの持ち味であることから、３ＰＬ、物流企業、製造業、一般消費財業界を中心にライセンス販売を見込んでいる。
ユニスリー・システムの津村謙一会長は「様々なSCMソリューションに関わってきたが、ハイジャンプは軽いシステムであり、柔軟なシステムを要求する分野での普及を進めたい。ライセンス契約では、2008年度で2～3億円（5～6社）を見込んでいる」と抱負を述べた。
（株）ユニスリー・システム
http://www.uni3-system.com/
説明するユニスリーの津村謙一会長
