国交省／海運先進18カ国当局間会議を開催

国土交通省は3月12日、海運先進18カ国当局間会議（CSG会議）を27日に開催すると発表した。
同会議では、北海道洞爺湖サミットで主要な議題となることが予想される地球温暖化対策、特に国際海事機関（IMO）で検討が本格化している国際海運からの温室効果ガス対策など、国際海運に係る重要な課題について参加国の間で議論される。
会議は日本海事センターと連携して実施するもので、3月27日午後にはCSG会議にあわせて日本船主協会主催による「CSG-ICSシッピングポリシーセミナー」が開催される。
CSGは欧州、アジア、米州（カナダ）の18カ国の海運当局ハイレベル実務者で構成されており、海運先進国が政策協議を行う唯一の場として、国際海運の幅広い分野に関する検討が定期的に行われている。1962年に発足後、主に欧州、米国で会議が行われていたが、今回37年ぶりにアジア（日本）で開催されることとなった。