スターフライヤー／東京-九州の航空貨物事業を開始

福山通運とスターフライヤーは、航空貨物事業において包括的業務提携を行うことで合意し、スターフライヤーが、平成20年7月を目標に東京・北九州線における貨物事業を福山通運との全面協業のもとに開始する。
翌日配達エリアの拡大を図っている福山通運と、営業開始以来貨物事業の開始を目指していたスターフライヤーとの経営戦略が一致したことによるもので、今後は福山通運によるスターフライヤーへの資本参加も視野に入れ、両社事業の継続的発展のため、協業強化に努める。
さあに、福山通運は、スターフライヤーが東京・北九州線で開始する貨物事業において、土曜、日曜等を除く全便を独占使用することにより関東・九州間で翌日配達エリアの拡大とあわせて、8時、9時、10時の時間指定配達を可能とし、企業間物流における付加価値の高いサービスの提供を行う。
スターフライヤーは、この業務提携により航空貨物取扱事業を本格化させ、福山通運は今後のスターフライヤーによる路線展開に合わせ漸次事業の拡大を図っていき、将来の貨物専用機による航空貨物事業展開の可能性も視野に入れ、国内・国際航空貨物事業への共同参加を果たし、国内貨物、国際貨物の一体的なネットワークの構築を目指す。