日本郵船／新規船舶投資に1兆3700億円、新3か年計画策定

日本郵船は3月27日、4月からスタートする新たな3か年の中期経営計画”New Horizon2010″を策定した。
基本戦略は「成長」「安定」「環境」の3テーマについて、総合物流戦略の深化、資源・エネルギー輸送の拡大、BRICsなどの成長地域での事業拡張、顧客本位のサービス強化、長期契約獲得による収益安定化、財務健全性の維持強化、安全の徹底――などを掲げる。
業績目標としては最終年度の2010年度に売上高3兆2000億円、経常利益2200億円、最終利益1450億円を、2013年度の業績目標として売上高3兆6000億円超、経常利益2600億円超を目指す。
船舶投資では、ドライバルク・タンカー・LNG船を新たに132隻（7400億円）、自動車船39隻（2500億円）、定期船など47隻（3800億円）と、合わせて218隻（1兆3700億円）を投資。また、船舶以外に物流、NCAなどへの投資として、2900億円を見込む。