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日立物流/鉄道輸送の効率化実験に参加

2008年03月28日/調査・統計

日立物流は3月27日、モーダルシフト推進の一環として国土交通省などが実施する「東京-宇都宮便貨物列車における国際海上コンテナ鉄道輸送の実証実験」に参加したことを発表した。
実験は、効率的な海上コンテナ鉄道輸送の仕組みを形成し、モーダルシフトを推進しようとするもので、日立物流は前年度に続く参加。
コンテナを運搬するトレーラーのコンテナターミナルへの優先入場による待ち時間の解消、共同シャーシプールの活用による荷役時間・コストの削減に加え、内陸部のバンプール(インランドデポ)を活用した効率的な輸送による環境負荷低減効果などを検証した。
実証実験は、東京-宇都宮間で輸送される輸出入コンテナを対象に「大井コンテナターミナル-東京貨物ターミナル駅間のドレージ輸送の効率化と同駅構内における荷役の効率化」と「インランドデポ(宇都宮国際貨物ターミナル)との連携による効率的鉄道輸送形態の形成」について実施。
実験期間は2月25日から3月7日で、京浜港物流高度化推進協議会が主体となって行った。同協議会は国土交通省が事務局を務め、関東地方整備局、関東運輸局、東京都港湾局、川崎市港湾局、横浜市港湾局で構成。日本貨物鉄道、宇都宮国際貨物ターミナル、日立物流、クボタ、JUKI、日立アプライアンスが協力した。

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