ファミリーマート／刺身の配送体制整備、販売店舗を拡大

ファミリーマートは4月15日から、ファミリーマート店舗で「刺身」を含む水産商品の本格販売を開始する。
2007年10月から刺身、魚惣菜の実験販売を東京都の6店舗で実施し、販売方法、物流体制、販売動向、販売地域などの検証を重ねた結果、東京都、神奈川県の60店舗に販売を拡大することにした。2008年度内に400店舗の展開を計画している。
水産商品の配送は、これまでのファミリーマートの「チルド便」（摂氏3-8度）で配送するが、刺身についてはファミリーマートの配送センターと店舗間を保冷材で挟んだ専用のシッパーに入れて配送することで、加工メーカーから店舗まで、一貫した1-4度以下での物流を実現した。
店舗でも、従来のチルド温度帯オープンケースに、刺身専用の販売補助什器を設置することで、1-4度以下での鮮度を保持した販売を可能にした。