日本電産／ポーランドに新工場、投資額32億円

日本電産は4月18日、子会社の日本電産モーターズアンドアクチュエーターズ（以下：NMA）が、ポーランドに新工場を建設すると発表した。
NMAはフランスに統括機能があるが、生産拠点はドイツ、スペイン、ポーランド、メキシコに配置され、ポーランドにある工場が手狭となり、今後、車載モーターの大幅な需要拡大が見込まれるため、新しく用地を確保し新工場を建設する。
ポーランドのクラコフ市の近郊、ニエポロミーチェ市に56,800m2の土地を購入し、新工場（第一期棟）を建設する計画を推進し、ポーランド経済省からも税制面での優遇措置を受けられる経済特区認定の許可も取得している。
新工場第一期棟建設によって、車載モーターの生産設備を大幅に増強し、ポーランド工場の売り上げの倍増を見込んでいる。
新工場第一期棟の概要
社名：ポーランド日本電産モーターズアンドアクチュエーターズ（有）
新工場建設地：ニエポロミーチェ市（Niepolomice）
購入土地総面積：56,800m2
第一期棟延床面積：11,170㎡
第一期棟建設及び設備等の総投資額：約20百万ﾕｰﾛ（約32億円）
第一期棟完成予定：2008年10月
生産開始予定：2008年11月
事業計画
・2009年度年間生産台数計画：7百万台
・2009年度年間売上計画：70百万ユーロ（約110億円）