日本電産は2月8日、ベースプレートメーカーSCWADO社の株式75%を7200万タイバーツ(約1億9000万円)で取得すると発表した。
子会社のタイ日本電産(NET)が、タイのSaleeとの間で、Saleeの所有するSCWADO社の株式売買契約書を締結した。SCWADOの事業内容は、HDD用ベースプレートのダイカスト/加工、スピンドルモータのハブ加工。
HDD用スピンドルモータの旺盛な需要に応えるために、主要部品であるベースプレートの調達安定の確保と同時に、収益性改善のために内製比率を高めるのが目的。NETは、SCWADOから、月間3.5インチ用のベースプレートを60万個、2.5インチ用を3万個調達している。