ユナイテッドアローズ／新ブランド運営会社を設立、生産・物流で三菱商事と連携

ユナイテッドアローズは4月25日、衣料品や身の回り品の小売を手掛ける子会社「コーエン」を設立すると発表した。
既存事業で培った商品企画・開発力を活用し、値頃感がありながらファッション感度の高いメンズ・ウィメンズのカジュアルウエアをメインに展開する。
商品の生産、物流機能は2007年9月に業務資本提携を行った三菱商事と協業することで、ユナイテッドアローズの経営資源・人的資源の分散を最小限に抑えるとともに、総合商社の保有する安定的な生産背景を活用し、クイック・レスポンス（QR）商品供給体制の確立、商品在庫回転の向上など高い生産性と収益性の実現を目指す。
店舗運営は、三菱商事とともにチェーンオペレーション体制を構築し、商品検品などの付帯業務の合理化・効率化、運営効率の向上を図るほか、ユナイテッドアローズと協働した採用・教育体制を構築することで、顧客満足の向上を図る。