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中部国際空港/地元荷主の利用促進へ、香港経由便活用の新商品発売

2008年04月30日/3PL・物流企業

中部国際空港は4月25日、地元荷主企業による同空港の利用を促進するため、香港経由便ネットワークを活用した「セントレア・コネクション・香港」を発売する。キャセイパシフィック航空、エア香港の協力を得て、6月1日から輸出を対象にサービスを開始するもので、今後、輸入へのサービス拡大も検討する。
中部国際空港では昨年、地元荷主による同空港発着便の利用促進に向けて、大韓航空の強力で「セントレア・コネクション・インチョン」を発表しており、香港経由便ネットワークを活用した新商品はこれに続くもの。
新サービスを打ち出すことで、直行便と遜色のない輸送品質・リードタイムを提供し、荷主ニーズに応えて利用促進を図る狙い。サービスの提供主体はキャセイパシフィック航空、エア香港で、フォワーダーを通じて利用できる。
セントレア・コネクション・香港は最速航空便を利用し、経由空港(香港)で最速の接続便を手配することで中国、インド、マレーシア向け航空輸送のスピードアップを図るサービス。中部国際空港にキャセイパシフィック航空の専門スタッフを配置し、専門スタッフにより各経由地、最終目的空港スタッフへモニタリング指示を行うほか、必要に応じてフォワーダーなどに情報提供することで、経由便特有の不安を解消する。
また、利用実績、ダメージ発生率などを同空港のホームページで公開する。
商品の仕向地は、中国の華南地区(広州、深セン、東莞)、厦門、福州、武漢、成都など、インドのデリー、ムンバイ、チェンナイ、バンガロール、マレーシアのクアラルンプール、ペナンとする。
中部国際空港では、新商品プロジェクトの特徴として「高い輸送品質を確保する経由便ネットワークを利用した輸送ルートの提案」「既存配送網への挑戦」「地上輸送で国内他空港へ転送されている中部圏の航空貨物を、セントレア発着便への搭載へと振り替える」ものと説明している。

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