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成都市、鉄路コンテナステーション建設にまもなく着工

2008年05月01日/国際

成都市交通委員会物流管理所の金大中所長はこのほど、成都鉄路コンテナセンターステーションの前期用地接収が完成し、まもなく同プロジェクトに着工すると発表した。同プロジェクトは主に、多くの外資企業から投資を受けている中鉄国際聨合集装箱(コンテナ)有限公司(中鉄聨集)が請け負う。
中鉄聨集は、鉄道省直属の中鉄集装箱運輸有限責任公司(中鉄集装箱)とその他6社の企業が共同で120億元を投資して設立され、しかも中外合弁という方式で設立された鉄路コンテナ物流センターが経営する初のモデル企業でもある。株式保有率は、中鉄集装箱が34%、香港新創建服務管理有限公司が22%、中国国際海運集団が10%、香港漢彩投資有限公司が10%、フランスのCMA CGMグループ、ドイツの鉄路集団、その他1社がそれぞれ8%となっている。
金所長によると、同プロジェクトは完成後、アジア最大の鉄路コンテナセンターステーションとなる見通しだという。
成都鉄路コンテナセンターステーションの占有面積は2140ムー(約143ヘクタール)で、中鉄聨集が計画している18のコンテナ物流センタープロジェクトの中では最大規模を誇る。完成後は年間貨物取扱量が220万-250万コンテナとなり、2500万トンの運輸能力を有するという。センターステーションからは、さらに上海、広州、深セン、青島、連雲港、天津などの沿海都市への直通線も開通される。直通線開通後は、成都からこれらの都市までの貨物運送時間は現在の5-6日から48時間にまで短縮されるという。(日中経済通信)

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