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日通/07年鉄道コンテナ取扱実績、31フィートコンテナが飛躍

2008年05月08日/調査・統計

日本通運がまとめた同社の鉄道コンテナ取扱実績は、コンテナ個数で221万2928個(2.8%増)となった。上半期が伸長率1.2%増にとどまったのに対し、下半期は4.2%伸長した。
07年度は、7月16日に発生した新潟県中越沖地震による延べ59日間の日本海縦貫線の列車運休などが響き、目標個数の225万個には達しなかったものの、221万個を確保した。
06年度から名古屋南貨物-盛岡貨物ターミナル間で運行を開始したトヨタ専用列車「トヨタロングパスエキスプレス」が、07年10月から「第2列車」の運行を開始。東京貨物ターミナル-安治川口間で運行している「スーパーグリーンシャトル列車」の順調な伸びが牽引役となった。
年度実績としては、トヨタロングパスエキスプレスが往復で2万768個増の2万8092個(31フィート個数)、スーパーグリーンシャトル列車が1408個増の4251個となり、31ftコンテナの取扱が飛躍的に伸びた。
08年度は、31フィートコンテナを核とした拡販を継続するとともに、貨物所在や列車遅延情報を提供するなど顧客サービスの強化を図る。上海スーパーエクスプレス、レール・シー・レールといった輸送ルートを活用し、中国・韓国を中心とする東アジアに向けた国際複合一貫輸送に取り組む。取扱目標個数は230万個(3.9%増)を目指す。

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