バンテック・グループHD／売上5000億円規模目指す

バンテック・グループ・ホールディングスは5月15日、2008年度を初年度とする3か年のグループ中期経営計画を策定した｡
顧客基盤の拡充､強化、国際物流事業の拡大、コスト競争力の強化、人材､システム､物流施設などのインフラ整備といった施策を通じ、グローバルSCMサービス企業として、長期的には戦略的提携や合従連衡なども視野に入れつつ売上高5000億円規模の企業グループを目指す。
顧客基盤の拡充､強化に向けては、一貫サービスの開発と新規取引拡充、既存取引先との取引深化、クロスセルの強化、グローバルアカウント取引の拡大、海上事業の強化、ITの戦略的活用、グローバル物流コンサルティングの強化に取り組む。
国際物流事業の拡大では、中国圏、アセアンインド、欧州･ロシア、米州といった重点地域で統括機能を設置し、人材の重点配置を行ってロジスティクス、フォワーディングの一体的な取り組みを展開。重点地域を中心とした拠点網の強化、国際物流事業関連物流施設の拡充、海上事業の強化、航空、海上事業でのイントラアジア、アジア発着貨物の捕捉強化などに努める。