伊勢湾海運／08年3月期、営業利益7.3％増加

伊勢湾海運が5月16日に発表した2008年3月期連結決算は、売上高430億円（前期比3.3％増）、営業利益30億円（7.3％増）、経常利益32億円（7.3％増）、当期純利益15億円（6.9％減）となった。
名古屋港の弥富地区に業界最大級の60トンクレーンなど、重量貨物に対応できるクレーン設備を計6基装備した超大型重量貨物対応の「弥富物流センター」の建設工事を進め、08年5月に開設した。
また、子会社であるコクサイ物流が輸送部門の増強のため、西名港現業所のシャーシプールを07年12月に拡大するなど、国内設備の充実を図った。海外でも、関連会社・五洋海運のタイ法人との共同出資でISEWAN（THAILAND）が07年11月に営業を開始するなど、競争力の強化、業容の拡大をグループ全体で進めた。