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東栄リーファーライン/営業利益7.2倍

2009年11月09日/3PL・物流企業

東栄リーファーラインが11月9日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は56億4300万円(前年同期比26.8%減)、営業利益1億9500万円(626.1%増)、経常利益1億7300万円(前期は6900万円の経常損失)、当期利益7400万円(8000万円の当期損失)となった。

第2四半期の海運事業は、7月以降太西洋、インド洋での延縄漁の端境期となるため、仲積み船による運搬量が大幅に減少した。一方、畜養まぐろ加工船の本格稼動は第3-4四半期に集中する傾向があり、きめ細かな集荷体制と収支重視の配船に努めた。売上高は13億6300万円(5.1%減)、営業利益は1億6100万円(145.9%増)の大幅増益となった。

貿易事業では機械・資材などの販売が、台湾での新造巻網船向けに順調に推移。しかし遠洋延縄まぐろ漁船向け餌販売が餌の不漁、漁船の休業などの影響により売上が伸び悩んだ。水産加工食品関連販売は、海外加工関連の販売事業を推進し収益を確保。売上高は8億3800万円(37.3%減)、営業利益6500万円(前期は営業損失500万円)となった。

洋上給油事業は、漁船の休漁に対処するため、効率的な集荷と供給で対応したが、前年に比べ燃油価格の販売単価が低く売上高は減少。売上高は9億3800万円(18.7%減)、営業利益は2600万円(5.4%減)だった。

通期は売上高115億円(22.6%減)、営業利益7億円(12.1%増)、経常利益6億円(20.5%増)、当期利益3億円(22.5%増)を見込んでいる。

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