三洋電機／ハイブリッド自動車用電池事業に800億円投資

三洋電機は5月28日、ハイブリッド自動車（以下：HEV）用リチウムイオン電池の量産と新生産拠点の整備などを発表した。
徳島工場では、2006年3月からHEV用リチウムイオン電池のパイロットライン（試作ライン）を導入し、サンプル電池の試作・出荷を行ってきたが、2009年3月までに、HEV用リチウムイオン電池の量産ラインの導入を完了させ、最新の生産設備を導入し、HEVの台数ベースで年間1万5,000～2万台相当分の電池を生産する。
さらに、2015年に向け、HEV用リチウムイオン電池事業に約800億円の投資を行い、2015年の生産能力を月産1,000万個体制まで拡大する。このため、徳島工場に続く新たな生産拠点を2010年に設立する。