通関情報処理センター／10月に株式会社化、輸出入関連情報を一体運用

独立行政法人の通関情報処理センターは、「電子情報処理組織による税関手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律」が5月23日に成立したことを受けて、10月から「輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社」として新たなスタートを踏み出す。
法改正により、国土交通省所管の港湾手続関係システム（港湾EDI）が10月にNACCSに統合されることとなり、ほかの関係省庁の輸出入など関連情報処理システムについても新センターによる一体的運用が可能となった。
さらに、諸外国の通関ネットワークシステムとの連携など、新規業務の展開も可能となり、国際物流の効率化や港湾・空港の国際競争力の強化のため、これらの新しい事業に「積極的に取り組む」としている。