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旭化成クラレメディカル/延岡市にEVOH中空糸紡糸工場を新設

2008年06月02日/物流施設

旭化成クラレメディカルは5月30日、EVOH樹脂を用いた人工腎臓、血漿成分分離器向け中空糸膜紡糸工場(EV工場)が宮崎県延岡市で竣工したと発表した。6月から稼働を開始し、年間260万本のEVOH樹脂を用いた中空糸膜を生産する。
新工場は、2006年6月に当時の旭化成メディカルとクラレメディカルの共同出資でA・Kメンブレン製造を設立し、EVOH樹脂を用いた中空糸膜工場の新設工事を進めていたもの。
A・Kメンブレン製造は、07年10月の旭化成メディカルの透析事業・血液浄化事業と、クラレメディカルの透析事業の統合に伴い、統合会社である旭化成クラレメディカルの100%子会社となったことから、事業統合と同時に吸収合併された。
■EV工場の概要
名称:旭化成クラレメディカルEV工場
場所:宮崎県延岡市
生産品目:EVOH樹脂を用いた中空糸膜(人工腎臓用中空糸、血漿成分分離器用中空糸)
投資額:約26億円
工期:2006年8月着工、2008年5月竣工
生産能力:年間260万本(2008年6月から生産開始)

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