郵船航空サービス／アントワープ海上貨物事務所を拡張

郵船航空サービスは5月30日、ベネルックス郵船航空サービスがベルギー支店のアントワープ海上貨物事務所を、2倍以上の面積に拡張・移転し、6月2日から営業を開始すると発表した。
郵船航空グループは、今年度から始まった中期経営計画「YAS FIVE-STAR PROJECT」で海上貨物事業の強化を営業戦略の重点項目の一つに掲げており、同事務所の拡張は、輸出入海上貨物の販売拡大のための増員を見据えたもの。
欧州の海上貨物のゲートウェイであるアントワープ港にほど近い同事務所では、ほかの地域からベルギー、ルクセンブルグ、フランスなどに向けた輸入貨物の取扱いを増やしているほか、輸出では自動車関連を中心とした工業製品を多く取り扱っている。
移転後の新事務所はアントワープ港のCFS地区から約2キロメートルと、従来の事務所よりもCFSに近い好立地で、業務効率の向上を図るとともに取扱い貨物の増加を目指す。