フェデックス／若者向けビジネス体験イベントに参画

フェデラルエクスプレスと経済教育団体ジュニア・アチーブメントは5月30日、「インターナショナル・トレード・チャレンジ」（日本語副題「英語でチャレンジ!ビジネスアイデアコンテスト」）を開催すると発表した。
イベントは、若い世代に起業家精神を育成する機会の提案を目的とした、フェデックスとジュニア・アチーブメントの3年間のスポンサー契約活動の一環として実施される。若い世代に国際ビジネスの体験を提供することで、ビジネスに関する知識を高めるとともに、チームワーク、リスク対策能力、自信を身につける機会となることを目指す。香港、韓国、オーストラリアが参加して行われた2007年の同プログラムの成功を受け、08年は日本、マレーシア、シンガポールが加わった。
今回のプログラムは高校生を対象とし、指定の国で提示された商品を販売するための市場参入戦略を英語で作成する、という課題に基づいたアイデアを募集する。エントリーしたチームの中から、国際市場に関する知識や、アイデアの独創性から判断し、5月30日までに8チームを選考。
8チームは6月22日に東京で開催される公開プレゼンテーションに招待され、そこで各チーム10分のプレゼンテーションを英語で行う。うち3チームがマレーシア・クアラルンプールで7月28日から8月1日にかけて開催されるファイナルへの参加資格を得る。
ファイナルへの準備期間には、選ばれた3チームに対して、フェデックスのボランティア社員がアドバイザーとしてワークショップを開催する。ファイナルでは、フェデックス社員とジュニア・アチーブメントスタッフの協力の下、参加6か国から選出された生徒たちが、あらかじめ提示された商品に独自の付加価値をつけて、それを海外の特定の国で販売するための市場参入戦略を競う。