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SBSホールディングス/即日配達事業を強化

2008年06月03日/物流施設

SBSホールディングスは6月2日、傘下のSBSロジテムが新社屋を完成させ、同日から営業を開始したと発表した。新社屋には本社部門のほか、同社の東京配送センターが移転。即配事業のハブ拠点として同事業の強化を図る。
SBSロジテムは、中部地区で眼鏡製品などの3PLを手掛けるほか、首都圏の一都三県で企業間の軽貨物を即日配達する「即配事業」を1987年から展開している。
これまでは江東区で東京配送センターを賃借して運営していたが、需要拡大とともに施設が手狭になり、老朽化も進んだとして、即配事業に適した機能を備える新社屋の建設を行ったもの。新社屋の物流フロアは旧センターの1.6倍、事務フロアは2.3倍に拡大。同社では「今後の需要増にも対応できるハブ拠点が完成した」としている。
これを機に、SBSロジテムでは即配事業の強化に乗り出す方針で、立地条件の改善による配達時間の短縮、荷物の仕分け場所や駐車スペースの拡張による作業効率の向上、コールセンターを含む本社部門と配達部門が一体化することによる業務効率・管理効率の向上などに取り組む。
即配事業のハブ拠点が確立したことで、今後は「積極的にスポーク部分(支店、営業所)の展開を推進し、本格的なハブ・アンド・スポーク方式による即日配達体制を整備・強化する」としている。
同ビルにはSBSロジテムのほか、グループ企業2社も入居する。
■新社屋の概要
名称:SBSロジテムビル
所在地:東京都江東区新砂1-5-29
土地面積:3900平方メートル
建物面積:3700平方メートル
投資額:6億円

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