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SBSホールディングス/庫内作業改善事例が「物流合理化賞」受賞

2008年06月17日/3PL・物流企業

SBSホールディングスは6月16日、ことし4月に東京で開催された「全日本物流改善事例大会2008」において食品物流に係る庫内作業改善事例「レイアウト変更による動線の改善と品質改善による生産性の向上」が、選考委員会による審査の結果、特に優れているとして「物流合理化賞」を受賞したと発表した。
同グループは、物流現場の効率と品質の向上を目指し、2006年にはグループ横断の改善推進組織を新設するなど全グループをあげて改善活動を強力に推進し、その一環として同大会に初参加した。
この大会に挑戦したのは、食品物流事業のコア会社であるフーズレックの子会社、東北ウイングの岩沼物流センター(宮城県岩沼市)の改善事例。
同センターで24時間365日体制で3温度帯の食品の入出庫、保管、仕分、流通加工などの業務を行っており、改善チームは、冷凍・冷蔵食品の仕分け梱包作業において効率を妨げる問題を抽出し、その真因を追求。
人の動線に着目して庫内レイアウトを変更したほか、作業者の体型にあわせた作業台の自作、新商品有無や熟練者の出勤状況に連動した要員シフトなどで作業効率を向上させた。
さらに、情報共有化管理ボードの設置、作業マニュアルの作成で賞味期限印字ミスを削減し品質の向上にも成功し、生産性は改善前に比べ15.5%向上した。

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