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ロックフィールド/販売機会拡大へサプライチェーン改革

2008年06月18日/SCM・経営

ロックフィールドは6月17日、中期経営計画の一環として物流効率向上などの取り組みを柱としたサプライチェーン改革を打ち出した。
新たに輸配送車両の動態管理システムを取り入れるほか、トラックへの番汁(容器)の積載効率向上、開発・生産部門と連携して食材のライフサイクルを長くするといった取り組みを進め、交通リスクに対応して販売機会の損失に備える。
同社では、出荷量がクリスマス期に通常期の3倍となることから、積雪などの交通リスクへの対応が課題となっていた。
これらのサプライチェーン改革を進めることで、商品の長寿命化(ミドルライフ商品の開発)と先送り配送体制を構築し、出荷前日までに生産拠点から前線基地倉庫に先送りして納期遅れを少なくするもの。
こうした取り組みと並行して、トラックの帰り便活用にも取り組み、現状で6割程度となっている積載率の向上を図り、年間7000万円の運送コスト削減につなげる。
同社の生産拠点は神戸と静岡にあり、それぞれ関西圏と中部圏の物流拠点を兼ねているが、関東と九州に配置した物流拠点への商品先送り体制を充実させ、拠点間のネットワーク化を図ることで、収益力の強化と売上機会の拡大を狙う。

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