ファミリーマート／島根県、災害時の生活物資支援協定を締結、物流機能も活用

ファミリーマートと島根県は6月18日、「災害時における応急生活物資の供給などの支援に関する協定」を締結したと発表した。
この協定は、島根県が策定した地域防災計画に基づき、県内の被災地などへの物資調達、供給活動にファミリーマートが協力するもので、島根県は、提携相手にファミリーマートを選んだ理由として、島根県内に25店舗を展開していること、全国各地に物流センター・工場を有し、広域災害の発生にも物資調達、物流機能の活用が期待できることなどを挙げている。
協定は、①県は、県内で災害が発生するか、発生するおそれがある場合、必要な場合ファミリーマートに応急生活物資の供給を要請できる②ファミリーマートは、県から要請を受けた場合、可能な範囲内で、応急生活物資の調達、供給に積極的に協力する③物資の引き渡し場所は県が指定し、引き渡し場所までの物資の運搬は原則としてファミリーマートが指定する者が行う④応急生活物資とはおむすび、弁当、飲料水などの食品、下着類、紙おむつ、洗剤などの生活必需品など－－の内容からなる。