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中国/輸出入貨物のセキュリティー強化

2008年07月04日/国際

DHLは、中国政府が、北京オリンピックのため、輸出入貨物に対する検査や空港での警備の強化、交通規制の実施する発表した。

こうしたセキュリティー確保のための規制は、主催地である北京市や周辺部だけでなく、中国全域で実施されるもので、中国発着の貨物は、現地税関にて全量X線検査が開始され、北京オリンピックが終了する9月下旬まで継続して実施される。

このため、検査強化に伴い、中国発着の貨物は一時的に配達に遅れが生じる可能性があるとしている。

中国へ発送される品目によっては、内容物の実物検査対象となり、実物検査が必須となる主な品目は、電子機器、衣類、靴類、玩具、地図、教育やカルチャー関連の書物/書籍、オーディオ/ビデオ製品、旗/バナー類など。

航空運送状(Air Waybill)、インボイス、パッキングリストに正確な情報の記入画必要で、実物検査となった場合には、貨物のリリースに時間がかかることが予想される。

交通規制は、車両乗り入れ制限が、北京市中心部、空港周辺部、および空港と市内を結ぶ幹線道路で、それぞれ既に実施されている。一部の競技試合が開催される上海、青島、天津、瀋陽、および秦皇島でも交通規制が敷かれる見込み。

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