三井物産は、ブラジル国営石油会社ペトロブラスと石油代替燃料のバイオエタノールを合弁生産することで合意し、2009年秋から出荷を開始する。当面は年数万キロリットルで生産を始め、2013年をめどに20万キロリットルにまで引き上げる。
サンパウロ市北西の内陸部、ゴイアス州イタルマ市で生産されるバイオエタノールは、主に日本に向けて輸出される。
両社が折半出資する共同投資会社を設立し、この共同投資会社と現地の農園経営者らで構成するイタルマ社が事業主体を設立する。イタルマ市に約3万ヘクタールの農地を確保し、生産工場を建設する。